HACCPは、Hazard Analysis Critical Control Pointの頭文字をとったものです。
なんと読んでいますか?
「ハサップ」、「ハシップ」、「ハセップ」、「ハセプ」、「エイチ・エイ・シー・シー・ピー」
色々ありますけど、結論としてはどれでも通じています。
ただ、厚生労働省の資料では、「ハサップ」を使用しているようですので、私はそれに倣いたいと思います。
そして、その意味は、お分かりの方は多いと思いますが、
Hazard;危害、 Analysis;分析、 Critical;重要、 Control;管理、 Point;点
ですね。
その歴史は、1960年代米国の宇宙事業アポロ計画に由来することをご存知でしたか。なぜ、食品製造が、アポロ計画と関係するのでしょうか。
先日も、国内の航空機で提供された機内食を食べた修学旅行生が食中毒となる事件が発生しニュースになりました。地上ならすぐに病院へ行くことができますが、遠洋の船舶や航空機に乗船中の場合、ましてや、ロケットの中で宇宙飛行士に起きたら大変なことになります。
そこで、NASAによって開発されたこれまでにない食品の衛生管理の手法がHACCPというものだったのです。
つづく。
【HACCP】 母音がないので困ります。母音がないと言えば、古代エジプトのヒエログリフを思い出します。「ツタンカーメン」は「チチンキーミン」だったかもしれないし、「テテンケーメン」だったかもしれない。面白いです。
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